RAP NEWS

2026.10月号/Vol.285

ファーストコール

知人から「車をぶつけてしまった」と相談がありました。いつも車検を依頼している修理工場へ、早速相談に行ったそうです。その工場は、私の知る限り車検や整備が中心ですが、車のことなら幅広く業務を行っているところで、弊社のお客様でもあります。きっと力になってくれるだろうと、安心して話を聞いていました。

一方で、キズやヘコミを直す鈑金修理には、それを専門とする工場もあります。私たちは仕事柄、車屋さんにもそれぞれ得意分野があることを知っていますが、お客様が同じように知っているとは限りません。「車屋さんなら、車検も鈑金修理もお願いできる」と思う方もいるでしょう。新車はディーラー、中古車は中古車販売店で買うもの、と思っている方も多いかもしれませんが、それだけではなく様々な方法があります。

仕事をしている側には当たり前のことでも、お客様には伝わっていない。これは、どの業種にも当てはまることだと思います。

弊社も、ホームページ制作をきっかけにお付き合いが始まることが多いのですが、「名刺は作れますか」「ステッカーや看板はお願いできますか」「ネット広告の相談はできますか」と、さまざまなご質問をいただきます。そうした声にお応えするうちに、お引き受けする仕事の幅も広がってきました。


一方で、自社の仕事をもっとわかりやすく伝えていかなければいけなかったのでは?と思うことがあります。

例えば、「パソコンを買い替えたら、いろいろ不具合が出てしまった」「インターネットにつながらない」など、弊社の業務から少し離れたご相談をいただくこともあります。私自身、経験したことのない内容もあり、何でもその場で解決できるわけではありません。また、ご予算が足りなかったり、弊社がどれだけ頑張っても、ご希望の形では実現が難しかったりする内容の依頼もあります。

でも、「まずはラップ東京に聞いてみよう」。そんなふうに思ってご連絡いただけたのなら、本当にありがたいことです。ご相談の時点では、依頼する内容がはっきり決まっていなくても、何を優先するか、時期はいつか、ほかに方法はあるかなど お客様の要望の実現に近づける道を一緒に探していければベストだと思います。


知人の車は、きれいに仕上がり、満足しているとのことでした。困ったときに最初にその工場が頭に浮かんだのは、それまでの車検などを通じて信頼していたからなのでしょう。弊社もそのような会社でありたいです。

今はAIに質問すれば、商品やサービスを探し、候補を挙げてもらうこともできます。情報を得る方法は、これからも増えていくでしょう。それでも、日頃のやり取りを通じ、「まずはあの人に聞いてみよう」と思い出していただけるよう、これからも一つひとつ仕事を重ねていきたいと思います。

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