RAP NEWS

2024.4月号/Vol.253

「プロフェッショナル」

 先日、ある展示会の仕事に携わる機会がありました。ホームページ作成から、入場のための事前登録システムを構築しました。事前登録をしていない人は入場することができませんから、重要な部分をお手伝いさせていただきました。事前登録をせずに来場した方に対しては、その場でご案内し登録をしていただく流れになっており、私も開催当日から三日間現場のサポート担当として常駐しました。実際は、イベント会社のスタッフが人の流れを確認しながら、人だかりが生じるとすぐにサポートに行くので私自身は特にやることはありません。会場を歩き回ったり、受付周辺をウロウロしていました。普段は来場者の立場なので気づきませんでしたが、会場スタッフの動きは素晴らしかったです。

特に、リーダーは、常に全体をみて、小さなトラブルや問題に冷静に対応し、周りのスタッフへ的確に指示を出していました。まさしく「プロ」という言葉が思い浮かぶような動きでした。

プロ野球やサッカー、ボクシングなど「プロ」の付くスポーツでは、試合のために日々鍛錬をし、ボクシングなら減量なども行います。歌手はリハーサルを重ね、体調を整えてステージに望みます。ベストな状態で本番を迎え、できる限り自分の力をだせるように準備をします。

残念ながら、身近にプロスポーツ選手や歌手はいないのですが、他業種なら、たくさんのプロの方と出会っています。飲食業からサービス業、製造業などみなさん、「用意周到に準備」をしています。

今回の展示会でも同じように、「用意周到に準備」をして、何事もなかったかのようにお客様を迎え入れて、物事が進んでいきました。無事、閉幕することが当たり前なのですが、その当たり前を実現する難しさと大変さを実際に体験することができました。

「用意周到」とは? あらかじめ準備をしっかりとして、細部まで注意を払い、予期される問題の対処策を用意しておくこと、だそうです。そういえば、映画で「相手は素人ではなくプロだ。周到に準備をして何回も下見をしている」と言うセリフがあります。これを聞いて「敵は強いぞ」とみなさん感じると思います。

プロ並みにうまい人やセンスがある人は数多くいます。でも、やっぱりプロではない。違いは、充分な準備を継続してできるか、できないか、なのではないでしょうか。1回や2回ではなく、継続して、ということが重要だと思います。

プロとはどういう人かと聞かれたら、「周到な準備を継続して行い、問題が生じても何事もなかったように本番をやりとげられる人」と答えようと思います。
出たとこ勝負/ぶっつけ本番というときも、もちろんありますが、冷静に対応できるのであれば、それもプロだと思います。

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