2024.10月号/Vol.259
新規でホームぺージを制作させていただくとき、ほとんどのお客様は「検索で上に来るようにお願いします」とおっしゃいます。特定のキーワードで検索した際、Googleで上位に表示したいという要望です。そのようなとき私は、「人が見て参考になるページならGoogleもそれを評価し、検索をする「人」のために有効なページを上位に表示します。」と答えるようにしています。
「百科事典」や「イミダス」「現代用語の基礎知識」を思い浮かべてみてください。昔の方なら知っていると思いますが、情報が詰まっている書籍です。知りたいこと、調べたいことがそれらを見ればおおよそ知ることができます。Googleも、それと同様だと思っています。
Googleは検索結果に表示される広告が主な収入源ですから、ユーザーがあるキーワードで検索した結果が当てにならないと思われ、利用されないことが脅威です。常に表示されるぺージに、ユーザーが求めている情報があるのか? ということを複合的に判断しています。
では、どのような情報が有益とされるのでしょうか。私の答えは、「○○を行っているなら、○○に関した情報を定期的に増やしていく」というものです。1日1件でも1年で365ページ、営業日ベースでも200ページは増えます。1週間に1件でも1年で52ページ、3年続ければ150ページです。ホームページの特性上、1件の情報を組み合わせて、掛け算で増やすことができます。
内容は業種にもよりますが、業務内容に沿った事例や実績、具体性を示すものがよいと思います。(題材を無理に探さなくてもよいため)私の経験では、お客様のニーズにあっていれば、短い記事でも検索でヒットして、きっちりと表示されています。お客様が最初にみるぺージがトップぺージとは限りません。
このようなことは、継続が難しければ難しいほど他の人は消極的です。「ユーザーに有益な情報が掲載されているホームぺージ」と評価されるためには、現実の社会と同じで、コツコツと人の役に立ち、真面目な努力によって信頼を得て、新規のお客様を獲得できたり、別のお客様を紹介していただいたりと、続いていくのではないでしょうか。
さて、以前、新規ホームページを開設するときに「検索結果の上に表示されるとかは気にしていませんので」というお客様がいました。理由をお聞きしたところ、「うちらの業界、口コミと信用が大きいので」とのこと。なるほど、その方の「仕事の仕方」をみていると少し理解できます。
そいうえば、私の旧知の人はいまだにホームぺージがありません。名刺一枚で営業しているようですが、取引先は上場企業ばかり。ホームぺージを作る気は無いようですが、どのように仕事をとっているのか? 紹介だとしても相手側はホームページでどのような会社かを知りたくないのか? いまだに不思議です。